スイッチギヤの教科書(私家版)

発電、変電、配電、受電など社会のあらゆる電力エネルギー・インフラに必要なスイッチギヤ(Switchgear)は「スイッチギヤ」とか「メタクラ」とか「配電盤」とか「キュービクル」とか,あるいは単に「盤」とか,いろいろな呼称で呼ばれている電力設備である。ここでは、3.6kV~84kVクラスの中電圧スイツチギヤ(Medium₋voltage Switchgear)の”Hard Wareの設計”に関する事項を取り上げて順次説明して行く。スイッチギヤのH/W設計や電力設備へのスイッチギヤの適用選定に携わっている技術者諸氏に対して、何らかの参考になれば幸甚の至りである。

内容は「スイッチギヤの設計技術」として、国内外の規格紹介やその解説、スイッチギヤの構造設計に関わる事項で、筐体の設計、母線導体・分岐導体の絶縁/通電/配置設計やそのポイント、断路器や接地開閉器などの主回路機器の設計ポイント、設置環境対策、その他など、スイッチギヤのハードウェア(Hardwear)を設計する上で注意すべきポイント等を中心に、順次説明して行く所存であるが、その順番と内容については、”徒然”という事で、ご容赦願いたい。また、関連するトピックなども紹介したいと思っているので、本題から脱線することも有ろうかと思うが、このあたりも”私家版”なる故、ご容赦を。

 

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目次   <工事中>
スイッチギヤの規格
(中電圧編)
(2020年4月時点における)AC1kV~84kVの中電圧スイッチギヤに関する国内外の規格とその関連を紹介する。